生地の表・裏
生地の表・裏についてのご質問をよくいただきます。
毛足があったりして明白なものもありますが、正直判断ができないものもあります。
そういうときにはお好きな方をお使い下さいと答えています。
セットアップで作ったときに統一すれば問題ないと考えています。あえて裏を使うこともあるぐらいですから。
とはいっても表裏を判断するのにわたくしが参考にする点を紹介します。
生地の表にはしっかりと仕上げがされているので、虫眼鏡などで表裏を見て綺麗な方を確認する。
これに限ると思います。
よく生地のミミの凹凸を見るといわれますが、これはあまり参考にならないかなと思います。
また、綾織の場合「ノ」字に見えるほうというのも逆綾という場合もあるので絶対とは言えません。
そうやって見てもわからないものはどっちを使っても問題ないです。
糸が引っかかりやすいといった使用に問題ある場合を除いてですが・・・。