輸入生地 生地の機能化
ここ数年で素材は機能性という点が重要視されるようになったと思います。
接触冷感,ウォッシャブルというような素材を使用した既製服を多く目にします。
ポリエステル素材にうまく付加価値をつけただけのようにも見えてしまいますが…
その他にも数日前に新聞で目にした素材の特集がありました。蚊にさされにくい素材が開発されアウトドアウェアに使用されるという記事です。
素材の開発力はすごいところまできましたね。
ただ、こういった機能性重視の素材が開発されると、天然繊維の良いところもまた再確認できる機会になるかもしれません。
シルクの肌触り、光沢感。
麻の風合い、通気性。
コットンの柔さなどなど。
機能性重視の化繊は便利な反面素材のアジはありません。
天然繊維はシワになるとかデリケートな反面、素材の風合いをしっかり感じられます。
それぞれ一長一短ですが、お洒落は素材を楽しむことも大事なことだと思いますので、機能重視の洋服で溢れるようにはなって欲しくないと思います。